幼稚園近況2012・1・19
新しい年が始まりました。今年も行事や子ども達の様子などをお伝えしますので、よろしくお願い致します。今年は瓦礫が無くなり、放射能濃度を気にしなくても良くなり、仮設ではない住まいから仕事に通えるようになり、子ども達が震災前と同じように学校に通えるようになる・・・・等など。お賽銭は震災前と同じなのに、お願い事が多すぎて神様も困ったかもしれないと少し反省しました。でもなんとかお願いします。 前と同じになることが良いことなんて、おかしいと思いますが、そうする為の知恵や努力・協力・経済等がうまく作用しあって、希望を持てることや人がもっともっと増えればいい、と願っています。 環境が良くなっても、楽しい事がたくさんあっても、体験した辛いことは絶対に忘れることは出来ないと思いますが、せめて前向きな気持ちで暮らせる年になって欲しいと願っています。
 例えば、毎日暖かいお風呂に入ることが出来れば明日への希望に繋がるかもしれない、毎日だれかとおしゃべりが出来たら元気が出るかもしれない、そう思いながら自身の毎日の暮らしが精一杯で、手助けしたいけれどできない人はたくさんいるでしょう。それでもそう思う人がいっぱいいることは、大きな救いにつながっていくような気がします。
 災難や災害をすり抜けて、やり過ごして、知恵をふりぼって、環境を生かして環境に適応しながら、地球上の生き物は歴史をきざんで来た、と改めて思いました。 ♪ぼくらはみんな生きている〜♪ の地球が穏やかに時をきざんでくれますように、と年の初めにお願いしました。
 ところで、幼稚園は休み明けの子ども達でにぎやかです。子どもが発する声には「元気」があります。体調が良くない子は休みますから元気は当たり前ですが、子どもの声には人を元気にする力があります。 泣き声も笑い声も良いですね。気持ちをストレートに声に乗せて、「あーだ、こーだ」言われると、大人もその気になって素直に「あーだ、こーだ」と話せます。泣き声にも気持ちが入って「なんで泣いてるのかなあ?」の察しがつけやすくて良いですね。
 今学期は大きな行事もなく、進級・卒園に向けて少しずつ気持ちを切り替える時期になります。正月明けの今月は、お正月のこと、季節の遊び、体操正課や音楽指導・ラボなどの締めくくりに向けての心の準備や
思い出作り等、楽しいことがいろいろとあります。
 ところで、12月9日(金)のお餅搗きは、朝の雪降りの為に翌日の10日(土)に行ないました。10日は園庭に水たまりが少し残っていましたが、良い天気になりました。もち米は一晩余分に水に浸かっていましたが、いつもと同じおいしいお餅が出来ました。土曜日になった為に、お父さんの参加が多く一家お揃いでにぎやかな楽しいお餅つきになりました。一クラス二臼ずつのお餅を搗いて、クラスの皆で食べますが、多くのお父さん方が杵を持って下さいましたので、子ども達の応援も一段と盛り上がりました。 職員の分はもちろん職員が搗きます。出来たお餅は大根・あんこ・黄な粉や海苔などで味付けをして、昼食としてお腹いっぱい食べました。「あ〜、おいしかった!」 
また、12月9日・10日は武蔵関駅の北にある「本立寺」のお会式の日です。400年も続いているそうですが、以前は「関の市」、近頃は「関のボロ市」と言われています。300以上の露店が並びますが、大半は食べ物・ゲーム関係です。昔から変わらないのは、行列が出来る「焼き団子」やさんです。昨年も関の市の焼き団子を食べて、無事新年を迎える事が出来ました。
 ほどよくお餅になったところで、子ども達も臼の回りに集まって、杵を持って写真を撮りました。 初めから子どもに杵を持たせると、お米が冷えてつぶれにくくなります。熱いうちに一気にお餅に仕上げると、のびやかなおいしいお餅になりますので、米を蒸す・箕に移す・こねてつぶして搗いて米粒がつぶれて、おいしいお餅になる過程を応援しながら見て、出来たお餅を味わいました。 「おもち食べた?」「うん、おいしかったよ!」は、子ども達との会話。「お餅、食べられました?」「結構ありましたよ、海苔とか黄粉とか・・。おいしかったです。」1日延びたけれど、にぎやかな楽しいお餅つきになりました。
本当に今年は災害のない穏やかな一年でありますように、明日も子ども達の元気な声が聞こえますように、
大きな地震が起きませんように、などなどなど・・・・。皆様も穏やかな一年でありますように、です。

updated 2012/01/19